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2016年4月16日土曜日

The Fortunes - Our love has gone

こんばんは、古い音楽をお届けする音楽文章ラジオのお時間がやって参りました。進行は、葛西のブックオフで楽器が置いてあるのを見つけた名久井翔太です。どうぞよろしく。

葛西のブックオフは駅近ですが、程々に広いといった感じです。その中に楽器が5、6本置いてました。それもレジの横に。

最近は色んなブックオフで楽器を置いてるところが多いです。そんなに広くないような所でも置いてますからね。でも置いたからと言って需要があるかといわれれば疑問ですけど。

皆さん、楽器は楽器屋さんでお求め下さいね。

ブックオフ通い7年にしては珍しく懐疑的だった名久井翔太でした。

では後半の洋楽和訳コーナーです。

今日の洋楽

今日はフォーチュンズでアワ・ラヴ・ハズ・ゴーンという曲です。


元はミックジャガーの恋人だったマリアンヌ・フェイスフルの歌です。

フォーチュンズのバージョンを先に知ったのでマリアンヌのバージョンをチラッと聴いても「うーん」という感想です。

では和訳です。

Our love has gone
And there's nothing we can do.
It has happened, leave it so.

僕らの愛は終わってしまった。
僕らができることは何も無い。
もう置き去りの恋になってしまったんだ。

People may say
It is wrong me leaving you,
Maybe wrong but I must go.

人々は言う、
「彼女を一人にするのは間違ってる」
でも僕は行かなくては。

I can't change,
From this song,
Our love has gone.

この歌の歌詞を変えることは出来ない。
僕らの愛は終わったんだから。

Please turn away
So you'll hide your tears from me.
I can't stand to see you cry.

僕の元から行ってほしい。
そしたら君の涙を見られなくて済むから。
君が泣くのを見ると僕は耐えられそうも無い。

Don't ask me
What turned wrong,
Our love has gone.

どこから間違ってしまったのか聞かないでくれ。
僕らの愛はもう終わったんだから。

Who's to say whose fault it is,
Why there's no feeling when we kiss
And the music we once heard.

何が原因なのか誰が言えるのか?
何故ぼくらがキスするとき、そこに感情は、
そして僕らが聴いた音楽は無いのか?

Our love has gone
And there's nothing there at all.
I can't help the way I feel.

僕らの愛は終わった。
もう何も残っていない。
そんな気分にならずにいられない。

And when I'm away,
Out of habit I will call.
Don't you see it's so unreal.

僕がいなくなっても、
癖で君を呼ぶだろう。
不自然だと思わないでくれ。

I don't know
What turned wrong.
Our love has gone.

僕は知らない、
何が間違っていたのか?
僕らの愛は終わってしまった。

こんな感じです。

とことん恋の終わりに対して絶望的な男の歌です。

日曜日は夜仕事、月・火は普通に仕事なので次は水曜日の更新です。

ではまた。


2016年4月15日金曜日

The Rockin' Berries - Poor man's son

こんばんは、古い音楽をお届けする音楽文章ラジオのお時間がやって参りました。進行は、花の金曜日の名久井翔太です。どうぞよろしく。

花の金曜日だからといってどこにも出掛けてはおりません。ただ休みなだけです。笑

そういう訳で(どんな訳だ)後半の洋楽和訳コーナーです。

今日の洋楽

今日はロッキン・ベリーズでプアー・マンズ・ソンという歌です。


元はリフレクションズというアメリカのグループのカバー曲。

ロッキン・ベリーズが出して、イギリスでは5位を記録しています。トーケンズのヒーズ・イン・タウンを始め、ロッキン・ベリーズはマイナーな歌をヒットさせる力が滅法強かったようです。

では和訳です。

I'm up each day with the risin' sun
I've got a job and it must be done
I leave for work feelin' good, 
'Cause you're on my mind
Each part of you help me pass the time
I'm a poor man's son

日の出とともに僕は毎朝起きる。
仕事がある、終わらせなければ。
家を出るときは気分がいい、
君を思っているから。
君を考えると時間が進む。
僕は貧乏人の息子。

Push, push, and on workin' with a smile
Just lovin' you makes it all worthwhile
I'll get my pay like the rest
When the week is through
Gonna buy you something that pleases you
I'm poor man's son

さあ、笑顔で働いてやるんだ。
君への愛が僕の人生の役に立つ。
僕も同じさ、
週末には給料をもらう。
君が喜ぶ物を買ってあげよう。
僕は貧乏人の息子。

No man, rich or poor
Could ever love you any more, woo

他の男が、
君を愛する事は出来はしない。

I work my hand nearly to the bones
This boss of mine never lets me go
I'm workin' hard every day, 
For the things we plan
I'll love you so, 'cause you understand
I'm a poor man's son

手の皮をすり減らしながら働くさ。
僕の上司なんて簡単に帰しちゃくれないさ。
僕らの計画のために、
毎日働いているんだ。
僕は君を愛してる、わかってるだろう?
僕は貧乏人の息子。

That's why I'm up every day with the risin' sun
I've got this job and it will be done
I'm a poor man's son
I'm a poor man's son
I'm a poor man's son

だから僕は毎朝日の出とともに起きるんだ。
この仕事、すぐに終わりそうだ。
僕は貧乏人の息子。

こんな感じです。

愛する人のためにえんやこら、と一生懸命に働く男の歌です。

今日はこの辺でお時間です。次は土曜日の更新です。

ではまた。

2016年4月13日水曜日

The Hollies - He ain't heavy, he's my brother

こんばんは、古い音楽をお届けする音楽文章ラジオのお時間がやって参りました。進行は、I'm still so tired な名久井翔太です。どうぞよろしく。

水曜日は休みですが、ギターとかGarageBandとかやりたい事があるので15:30とか16:00とかに目覚ましをかけますが、物の見事に時間が過ぎてしまいました。笑

まあ、人間休むときにはしっかり休む、これが大事なんでしょうね。

では後半の洋楽和訳コーナー、久々のRE-DISCOVER MUSICIANSです。

今日の洋楽

今日はこのブログでは久々の紹介です。ホリーズで兄弟の誓いという曲です。


ホリーズはイギリスのバンドで、これまた1962年のデビューから現在も解散する事なく活動している息の長いバンドです。

デビュー時のメンバーは以下の通りです。

アラン・クラーク (Allan Clarke, vocal)
グレアム・ナッシュ (Graham Nash, rhythm guitar)
トニー・ヒックス (Tony Hicks, lead guitar)
エリック・ヘイドック (Eric Haydock, bass)
ボビー・エリオット (Bobby Elliott, drum)

元はアランとグレアムがデュオで活動していて、そこへ他のメンバーがやってきてホリーズとなりました。

ホリーズの由来は、

1.メンバーがバディ・ホリーが好きだった
2.クリスマスシーズンと関係がある植物、ヒイラギ(Holly)の由来

この二つを掛け合わせたもの、というらしいです。

デビューシングルはコースターズのAin't that just like me, その次もコースターズのSearchin'。デビューアルバムも彼らが影響を受けたアーサー・アレキサンダーやチャック・ベリー等のカバーが満載です。

イギリスでのチャートインもデビューから着実でデビューは25位。3枚目からはトップ10入り。トップ10入りのシングルがなんと16枚。(でもイギリスで1位を取ったのはI'm aliveのみ。)アランの力強いボーカルやボビー・エリオットの激しいながらも一定のリズムを刻むドラムと、実力はあってイギリスでは人気があるのに、日本ではいまいち人気が無い惜しいバンドです。

1967年頃にメンバーの入れ替えがあり、ベースがエリックからバーニー・カルヴァート (Bernie Calvert)、ギターがグレアムからテリー・シルヴェスター (Terry Sylvester)に変わっています。

では今日の曲紹介ですが、ボビー・スコットとボブ・ラッセルという人達の作です。ただボブ・ラッセルは、ホリーズがこの曲をリリースした5ヶ月後に白血病でこの世を去っています。

アランのボーカルに負けないテリーの高温のコーラス、トニーの低いコーラス。この3人のコーラスが印象的でこの曲のメッセージ性を高めているような気がします。

では和訳です。

The road is long
With many a winding turn
That leads us to who knows where
Who knows where

道はとても長く、
うねっている、
その道の終わりを知る者などいない。

But I'm strong
Strong enough to carry him
He ain't heavy, he's my brother  

けれど私は強い、
彼を運ぶほど充分に。
彼は荷物などではない、兄弟だから。

So on we go
His welfare is of my concern
No burden is he to bear
We'll get there

ただ私達は進む、
彼の幸福が私の気がかり。
彼は重荷などではない、
必ずたどり着いてみせる。

For I know
He would not encumber me
He ain't heavy, he's my brother

分かっている、
彼が邪魔なのではないと。
彼が荷物などではない、兄弟だから。

If I'm laden at all
I'm laden with sadness
That everyone's heart
Isn't filled with the gladness
Of love for one another

もし私が悲しみを
たくさん積みすぎたのなら、
それは皆の心が、
他を愛する事の幸せに
満たされていないからだ。

It's a long, long road
From which there is no return
While we're on the way to there
Why not share
And the load
Doesn't weigh me down at all
He ain't heavy, he's my brother

それは長い道のりだ、
帰り道など私達にはない。
その途上にいるのなら、
私達は助け合わなければならない。
そしてその重荷は、
私の歩みを止める事などない。
彼は重荷などではない、兄弟だから。

こんな感じです。

兄弟と共にゴールにたどり着いてみせる、結束の強さをこの歌に乗せています。

今日はこの辺でお時間です。今週は金曜が休みなので次は金曜日の更新です。

ではまた。

2016年4月10日日曜日

The Tremeloes - Blue suede tie

こんばんは、古い音楽をお届けする音楽文章ラジオのお時間がやって参りました。進行は、久々に日曜日ずっと家に居た名久井翔太です。どうぞよろしく。

午前中はGarageBandに打ち込んでました。でもまだまだ作んないといけない物が溜まっているのでございます。

ようやくそのうちの一つが終わったので少し肩の荷がおりました。

では後半の洋楽和訳コーナーです。

今日の洋楽

今日は私の大好きなトレメローズでブルー・スエード・タイですたい。ブルー・スエード・シューズじゃないですよ。


1972年のシングルですが、この辺りになると本国イギリスでは中々ヒットが生み出せませなくなります。当時はT-REXとかモット・ザ・フープルとかハードロックやグラム・ロック全盛の時代でしたからね。元がハッピーなサウンドで売り出してきたトレメローズにとっては何とかヒットを出そうとハードロックに転向したりしましたが…

そんで、今まで。

アラン・ブレイクリー (Alan Blakely, rhythm guitar, keyboard)
リック・ウエストウッド (Rick Westwood, lead guitar)
デイヴ・マンデン (Dave Munden, drums)
レン・"チップ"・ホークス (Len "Chip" Hawkes, bass)

の四人で活動してましたが、この辺りになるとデイヴとチップは固定で、リックが抜けてボブ・ベンハム (Bob Benham, lead guitar)が入ったりしながらも激動の70年代を過ごします。

では和訳です。

O-o-o-only sixteen, she looks like a queen

In her little white socks, curly black locks

Something struck me funny about this little honey

In a little short frock, baby-blue tights

たった16歳なのにまるで彼女は女王のようだ、
白い靴下とカーリーな黒髪を纏って。
彼女の何かが俺をおかしくさせる、
ミニなワンピースと青タイツを見せられたら。

My-my-my-my-my mymymymymymy

My-my-my-my-my

Yeh, she wore a blue suede tie, she really caught my eye

彼女はブルースエードタイをつけてた、俺の目に釘付け。

Mm, f-f-f-feeling like a fool, I begin to drool

And I really was gone, baby, so long

A-she should be a lady not a teeny little baby

Then it wouldn't be wrong turning me on

まるで馬鹿みたいだ、よだれをたらして。
俺はもう狂っちまった。
彼女は大人の女、もうお嬢ちゃんって歳でもない。
でなきゃこんなに興奮しちゃいないさ。

My-my-my-my-my mymymymymymy

My-my-my-my-my

Yeh, she wore a blue suede tie, she really caught my eye - whew

She wore a blue suede tie, she really caught my eye

She wore a blue suede tie, she really caught my eye - yeh whew

彼女はブルースエードタイをつけてた、俺の目に釘付け。

Sh-she's a-lookin' at me and I hardly can see

She's a-comin' on strong like a hot tom

Maybe I should go 'cause it's the finish of the show

I'm a gonna be gone singing my song

彼女は俺を見た、俺は直視できなかった。
凄え派手にやって、俺はゾクゾクしちまうんだ。
もうショウの終わりだから俺は行くべきだな。
そして俺は歌を歌うのさ。

My-my-my-my-my, mymymymymymy

My-my-my-my-my

She wore a blue suede tie, she really caught my eye

こんな感じです。

とんでもなく可愛い娘に会ったのでイカレタ男の歌です。

Mymymymymymyとか続きますが、普通に訳すと訳が分からないです。

驚きを表す語、として「おや、まあ」という意味を持ちます。

今日はこの辺でお時間とさせてください。次は水曜日の更新です。

ではまた。