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2018年3月25日日曜日

The Zombies - Time of the season

こんばんは、古い音楽をお届けする音楽文章ラジオのお時間がやって参りました。進行は、名久井翔太です。どうぞよろしく。

早速、洋楽和訳のコーナーです。

今日の洋楽

Big Name特集5回目の今日は、ブリティッシュ・インヴェイジョンのBig Name、ゾンビーズで「ふたりのシーズン」です。




ロッド・アージェント作曲です。1968年のシングルで、カナダで3位、ホット100で39位を記録しました。また同年発売のアルバム『オデッセイ・アンド・オラクル』収録曲です。

ゾンビーズはハートフォードシャー州セント・アルバーンズ出身のバンドです。

「ふたりのシーズン」の他に「シーズ・ノット・ゼア」「テル・ハー・ノー」をヒットさせています。サウンドが大人なバンドです。カーナビーツの「好きさ好きさ好きさ」は有名ですが、元はゾンビーズが歌っていたんですね。

メンバーは以下の通りです。

•ロッド・アージェント (Rodney Terence Argent, o)
•コリン・ブランストーン (Colin Edward Michael Blunstone, v)
•ポール・アトキンソン (Paul Ashley Warren Atkinson, g)
•クリス・ホワイト (Christopher Taylor White, b)
•ヒュー・グランディ (Hugh Birch Grundy, d)

ロッド・アージェントがポール・アトキンソンとヒュー・グランディと1958年に結成したトリオが前身で、後にコリン・ブランストーン、そしてこのバンドの最初のベーシスト、ポール・アーノルドが入ってきて5人組になりました。

元は「マスタングス」という名前でしたが、同じ名前のバンドがいたため、ポール・アーノルドが「ゾンビーズ」と命名しました。

ポール・アーノルドは医者になるためバンドを抜け、クリス・ホワイトが加入してきました。この5人でデッカ・レコードと契約して、1964年にシングル「シーズ・ノット・ゼア」でデビューしました。

その後も出すシングルがヒットして、人気グループになりました。1967年にCBSに移籍して、アルバム『オデッセイ・アンド・オラクル』の作製に取りかかりましたが、この時に人間関係が悪化して、リリースと同時に解散してしまいます。

解散後、ロッド・アージェントはジム・ロッドフォード、ラス・バラードらとアージェントなるバンドを結成しました。

1991年に再結成します。

では、ふたりのシーズンの和訳をご覧ください。

It's the time of the season

When love runs high

In this time, give it to me easy

And let me try with pleasured hands


愛が実る時、

その季節がやってきた

この時間、僕に早くおくれ、

そして喜んでる僕の手で試させてほしい。


(To take you in the sun to) Promised lands

(To show you every one)

It's the time of the season for loving


君を太陽の日が当たる、約束の地に連れて行きたいんだ。

そしてみんなに見せてあげたい。

恋する季節がやってきたんだ。


What's your name? (What's your name?)

Who's your daddy? (Who's your daddy?)

(He rich) Is he rich like me?

Has he taken (Has he taken)

Any time (Any time)

(To show) To show you what you need to live?


名前は何て言うの?

君のお父さんはどんな人?

僕みたいにお金持ちなの?

君が生きるのに必要な事を、

君のお父さんは教えてくれたのかい?


(Tell it to me slowly) Tell you what

(I really want to know)

It's the time of the season for loving


ゆっくり教えて。

知りたいんだ。

恋する季節がやってきたから。


こんな感じです。


2番は「君のお父さんは君に何をしてきたんだい」と聞いてくるあたり少し不穏な感じではありますが、二人で愛し合おうという歌です。他の和訳を見ても、結構いかがわしい内容だ、という説もあります。


今日はこの辺でお時間です。洋楽和訳のリクエスト・感想ございましたら、コメントくださいませ。


ではまた。

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